【原因は?】なぜ天草・轟の滝で体調不良に?龍神の祟りなのか?

熊本県天草市天草町にある「轟(とどろき)の滝」周辺で川遊びをしていた方々が、

嘔吐や下痢の症状になっていることがわかりました。

原因は川の水での感染症ではと言われていますが、現在調査中で原因は分かっていません。

今回はこの、天草の轟(とどろき)の滝での体調不良の原因をXで噂されているものをまとめてみました。

目次

天草の轟(とどろき)の滝が立ち入り禁止。体調不良の原因は?

水遊びなので、今回の体調不良は水がキーワードとなっているとは思うのですが、

X(旧Twitter)ではどのような原因として話されているのでしょうか?

天草の轟(とどろき)の滝・体調不良の原因は?

原因①:上流で嘔吐や排泄物などがあるのでは?
原因②:祟りなのでは!
原因③:熱中症なのでは?

ではそれぞれに見ていきたいと思います!

原因①:上流で嘔吐や排泄物などがあるのでは?

轟の滝の上流に、感染した方が嘔吐されていた、もしくは野生動物の排泄物などがあり、

それが原因で水が汚れてしまったために、体調不良を起こしてしまったのでは?とのことです。

川の水なので、保健所が検査した頃には菌が流れてしまっており、検査してもわからない可能性も!

現実的にありえそうな原因ですよね。

もしくは単純に、川遊びをしていた中に、感染症を持っていた方がいたのかもしれませんね。

原因②:祟りなのでは!

滝だけに、「龍神様」「カッパ」。天草なので、「天草四郎」の祟りではという説も。

個人的には夏だしロマンもあって、支持したいところです。

ネタとして私は嫌いじゃないです笑!

原因③:熱中症なのでは?

猛暑なので、熱中症の疑いを指摘される方も。

意外かもしれませんが、熱中症の症状に<下痢>もあるんです。

熱中症は、体温が上がって体中の機能がうまく働かなくなってしまう状態です。
熱中症で下痢になる原因には、以下のようなことがあります。


1.熱中症のときには、サイトカインという炎症物質が体内で増える。
 このサイトカインが下痢を引き起こす。
2.脱水になって、血液が濃くなる(高ナトリウム血症)。すると腸のはたらきが悪くなって下痢をする。
3.汗をたくさんかいて、その後に水分を一気飲みすると、腸で水分を吸収しきれずに便が水っぽくなる。


ここで大切なのは、熱中症は体温だけの問題ではなくて、脳から胃腸、肝臓、腎臓など、あらゆる内臓に影響をおよぼす病気だということです。

村田クリニックHPより引用

なので、水を飲まないで川遊びをしていて、熱中症という可能性はあるかと思います。

しかし今回は約50人以上が同じ症状になっているので、全員が熱中症という可能性は低いかもしれません。。。

2024年8月23日追記:100人以上が体調不良。専門家の見解は?

100人以上も下痢や嘔吐の症状を訴えることとなった、轟の滝。ANNニュースで専門家が回答をしていました。

轟の滝の体調不良。専門家の見解は???

ANNサイトより

ウイルスでいうとノロウイルス。山の中で言うとレプトスピラ症
ドブネズミ等の排泄(はいせつ)物などから感染する細菌感染症

水しぶきが、目に入っただけで、そこからウィルスが体に侵入してしまうこともあるそうです。

ですので轟の滝には、せめて原因がはっきりするまでは、近づかない方が良いと思います。

ノロウィルスとは

ノロウィルスは、胃腸炎の原因となるウィルス。

感染者が触れたものからも、感染る可能性のある危険なウィルスです。

潜伏期間は24時間〜48時間。主な症状は吐き気、おう吐、下痢、腹痛、37℃から38℃の発熱など。

ノロウイルスが増殖できるのはヒトの小腸上皮細胞内だけです。
ここで増えたウイルスは糞便とともに排泄されます。
その後、下水処理場へ運ばれ浄化、塩素処理されて河川に放流という流れなのですが、
ノロウイルスは水の消毒に使う通常の塩素濃度では死滅しません。
感染力を保ったまま海水中を漂っています

轟の滝に遊びにきた方が、ノロウィルスに感染しており、ウィルスのついた手などで、

ウィルスを周辺につけてしまったのかもしれません。

レプトスピラ症とは

病原性レプトスピラを保有している動物のうんちや尿で汚染された下水や河川・泥などに触れてしまい、

皮膚からや、もしくは汚染された水を飲んでしまった。などから感染してしまう病気です。

2日~3週間の症状のない期間のあと、頭痛、発熱、悪感、筋肉痛、吐き気、下痢や腹痛など。
皮膚に発疹が現れることもあります。

どちらも可能性が高そうですね。むしろどちらも原因となっている可能性もありえそうで怖いですね。

2024年8月26日追記:ウィルス感染の要因。降水量なども原因か

日テレの「バンキシャ!」で轟きの滝の原因を調査していました。

バンキシャ!の調査で報道されたことは、「降水量」「水温」「野生動物」なのでは?とのことです。

簡単にまとめてみました!

ウィルス感染の要因①降水量

天草では、この一ヶ月ほどまとまった雨が降っていないために、滝の水量が少ないとのこと。

そのために水の汚れなどが滝壺などにとどまってしまう現象が起きており、

ノロウィルスなど良くないウィルスがあったら、滝周辺に留まってしまうことも考えられるとのことです。

ウィルス感染の要因②水温が高い

水の流れが悪いところに、夏の熱気で水温が非常に高くなるようです。(番組では28℃になっていた!)

水温が高いとウィルスは増殖しやすく、人体に害のあるウィルスが増えたのではのでは?とされていました。

ウィルス感染の要因③滝の上流にはイノシシが

イノシシの足跡が上流などで見つかりました。

野生動物が滝周辺や水辺に来るので、その排泄物なども川の流れで滝に流れ込みます。

しかし流れは遅く留まりがちで、水温は高いためにウィルスが増加する・・・

このような仕組みで起こったのではないかとのことでした。

バンキシャ!では、レプトスピラ症以外のウィルスも紹介していました。はやく水質調査の結果を知りたいですね!

2024年8月27日追記:ついにノロウィルスが検出されました!

27日、原因を調査していた熊本県は、患者と川の水からノロウイルスが検出されたと発表しました!

原因が「ノロウイルスの可能性が高い」としていますが、

患者と川で検出されたノロウイルスの遺伝子型が異なるっていることも発表。
つまり、原因と「断定できない」ということのようです。

19日と23日に滝周辺の水を採取→同型のノロウイルスを検出。

ノロウィルス発症の方6名の便からは、川とは異なる型のノロウイルスが出ているようです。

引き続き調査を進めていくとのことです。

19日と23日に滝周辺の水を採取して同じ菌が出ているのは、水量が少ないのも原因かも知れませんね。
原因究明に一歩進んだ感じがします!!!

2024年10月1日追記:滝壺以外からはウィルスが見つからないことから・・・

ノロウィルスが原因と分かりましたが、原因がわからぬままでしたが、

滝壺以外からはウィルスが検出されないことがわかりました。

熊本県は、轟の滝は8月12日ごろに汚染され、水の量が少なくノロウイルスが滝壺にとどまった。
そして川遊びをした人が経口感染した。と結論を出しました。

では、滝壺以外からは見つからなかったノロウィルスはどのようにして滝壺にきたのかというと、

<ウイルスに感染していた人が、轟の滝で嘔吐や下痢をし感染が広がったのではないか>としています。

周辺からは見つからないために、外部から来たと考えると、人間が運んできたとしか考えられませんし!

原因が分かるとちょっとホッとします。
滝の水量が増えると、ウィルスも流れていきそうですね!

天草の轟(とどろき)の滝はどこにあるの?

googlemapより。2年前の画像ですが、こんな感じで川遊びされていたのでしょうか

轟きの滝は、熊本県天草市にある、<轟の滝公園>の中にあるようです。

川遊びがしやすいようで、Googleマップで見れるクチコミも評価が良い場所です。
滝壺あたりは深くなっているようで、飛び込んで遊んだりする方もいたようです。
(滝壺は危ないので気をつけないとですが・・・)

つまり、体調不良は今までは起きていなかったということ。やはり原因が気になりますね・・・

まとめ:【原因】なぜ天草・轟の滝で体調不良に?ノロウィルス検出!

原因は不明とされていましたが、ようやく結論がでてホッとしましたね!

まさかの<人間が運んできたウィルス>が、水量が少なくて流れなくて増えたとという、

すごい結論でした・・・!

龍神さんの祟りとかいろんな説もありましたが、一件落着ですね!

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