【考察】こっちのけんとのはいよろこんではSOSのモールス信号!

菅田将暉さんの弟としても有名で、マルチクリエイターとしても活躍している、こっちのけんとさん。

『はいよろこんで』が人気曲となっており、曲だけでも聴いたことのある方は多いはず。

今回は『はいよろこんで』のモールス信号や、逆再生で聞こえるセリフを紹介します。

目次

菅田将暉の弟・<こっちのけんと>さん『はいよろこんで』とは?

<こっちのけんと>さんの6th配信シングルになります。

2024年5月27日に配信が開始されました。

現代社会を昭和30~40年代のテイストで表現した動画を制作しており、話題となっている。

SNSでは、イントロで使われているモールス信号や、楽曲に込められたメッセージに関してさまざまな考察投稿が急増。

オリコンミュージックHPより引用

何度も聴いてしまう楽曲に加え、考察してしまう作りとなっており、人気曲になっています。

歌詞も共感できる部分が多いのがポイントです!

私自身もすごく好きな一曲です!よく聴いています。

モールス信号「トントントン ツーツーツー トントン」とは?

聴いていると耳に入ってくる、モールス信号。この部分の意味を紹介します。

「トントントン ツーツー トントントン」はSOSを意味しています。

トントントン ツーツー トントントン。

モールス信号に詳しくない方でも、なんとなく知っているかと思います。SOS信号になります。

我ながら未だにうつ病や躁鬱が理解できず「どこからが”病”なのか」「どこまでが”優しさ”や”我慢”なのか」を見失う毎日のため、日々SOSを出す癖をつけたいと思い制作いたしました。

『はいよろこんで』概要欄より引用

生きていく中で、無理していることも多いし、頑張り過ぎてしまいますもんね。

はいよろこんで!(めっちゃ無理してる)ということ多いですよね。

曲中に出てくるモールス信号に着目

トントントン ツーツーツー トントン。最後まで言えてないことがわかります。

YOUTUBE内のコメント内で素敵な考察をされている方がいたので紹介します。

発信はできているけど、周りには伝わっていない感じ。

こういうこと多いですよね、実際。

曲を聴いていても、トントントンツーツーツートントンに重ねるようにサビが始まるので

伝わってないし、そもそもこちらの気持ちとか考えてくれてない様子も感じられるなって思いました。

たまには優しくしてほしいですよね、本当に。
気を遣ってみんな生きてると思いますし。。。

『はいよろこんで』の逆再生のセリフとは?

逆再生動画がYOUTUBEにありましたので、紹介します。

この動画の1分7秒くらいから聴いていただけると、こっちのけんとさんのコメントが聞こえてします。

曲としては、1番初めのイントロの部分になります。

結局はね、優しささえあればいいと思う。

共感しかないセリフがここに込めれています。

SOS発信しても、気づいてもらえることもなく、生きづらく生活を送っている方が多いと思います。

誰もが優しさを持ってくれてたらそれでいいんだと思う。本当そうだなって思いました。

この曲を聴いて、気持ちが楽になりました。

24年8月27日追記:「こっちのけんと」と「あっちのけんと」。菅田将暉の弟として苦しみの日々を経験。

8月20日放送のテレビ朝日系『耳の穴かっぽじって聞け!』にこっちのけんとさんが出演。

すごい菅田将暉の弟として生きることの辛さや自身の体験を伝えてくれました。

菅田将暉の弟
私にはこれまでの人生も、これからの人生にも身の丈に合わないほど立派な看板があります。

自分の鉾や盾になるときもあれば自分に対する鉾にされるときもありました。
今日はそんな本音をたらしていきます。 中学一年生の頃、忙しい父の代わりに僕と弟の世話 をしてくれていた兄が急に家からいなくなり、 ある日突然仮面ライダーとしてテレビに映っていました。
とてもかっこよかったです。
涙が出るくらい感動したのを覚えています。

次の日学校に行くと「菅田将暉の弟」として持て囃されました。とても嬉しかったです。 誇らしい気持ちでいっぱいで「ええやろ!俺の兄ちゃん仮面ライダーやぞ!」と心の中で思っていました。 そうして華高く過ごしていると調子に乗っていたようで気が付いたらいじめられていました。

ゴミ箱から僕のゴミ箱が出てきた日くらいから「菅田将暉の弟」と言われる怖さを体感するようになります。
「お兄ちゃんに頼んでアイドルの〇〇君のサインもらってきてよ!」
「お兄ちゃんに少しだけ会わせてよ!」
「お兄ちゃんはいつ帰ってくるの?」 友達の友達くらいの人たちから「無邪気なお願い事」をされて過ごしていました。 なんで気楽にお願いできているのか理解ができず、めんどくさいので笑顔で知らん顔をしました。 なんとなく避けながら中学生活を終えて、高校の入学式の時でした。

学区も少し変わり、僕が「弟」だと知っている人も減り、出席番号が前後の人たちと新しく友達になっていた時に、教室の後ろの方から聞き覚えのある声で 「あれあれ!あれが菅田将暉くんの弟!」と言われていました。 冷や汗が止まりませんでしたが、満面の笑みで手を振り返しました。 僕が許容するとめんどくさい人が増えるんだなと思ったので、もう笑顔で返すのはやめようと思っていた時でした。

後日家のパソコンで人生で初めて「エゴサ」をしてみたら「菅田将暉の弟と同じクラスだけど、お弁当箱は
お下がりを使ってた!兄の名前が書いていた!」と事細かく書いてある書き込みを見つけてしまいました。

全身から熱が抜けていくのを感じました。 その日から「兄の顔に泥を塗らないように」背筋を伸ばし、口角を上げ、無意識のうちに「理想の弟」になろうと誤った努力をしまくりました。大学生になり兄の住む家に転がり込む形で上京しました。

大学では「菅生健人」を頑張ろうと決心しました。 両親に褒められていた経験から、歌なら兄を超えられると思ったことと、ただただ好きで夢中になれることからアカペラに全身全霊を捧げました。死に物狂いで「歌っては録音を聴いて、歌っては録音を聴いて」を四六時中していました。

その結果、運やメンバーの努力も重なり、大学3年生の時、全国大会で優勝することができました。

菅田将暉の弟ではなく「菅生健人」として初めて評価された気がして夢が一つ叶いました。 その頃兄は「アカデミー賞で最優秀主演男優賞」をもらい、さらに「歌手デビュー」をしていました。

「ふざけるな」とどこに対する怒りかもわからない思いが流れたのを覚えています。

僕の人生に唯一残された「音楽」を盗られた気がしていました。

誰のものでもないのに、盗られたと思っていました。

それでも兄は「建人は凄いな!俺も頑張らないとやな」と心から僕のことを誇らしそうに褒めてくれました。なんて自分は器が小さいんだと崩れ落ちました。情けなかったです。

全国大会優勝を経験したからこそ分かった兄との差に目が覚め、中学生の頃に考えていた「理想の菅田将暉の弟レール」にもどり、勉強と就職活動を頑張り、上場企業に入社させていただきました。しかし「やりたいこと」というより「理想のレール上、家族の次男坊としてやるべきこと」を考えていたためか、努力も空回りしだしました。

兄は頑張るほど作品が世に残り両親や祖父母が喜び、自慢になっていることが羨ましかったです。

僕はこのままだとそれができないなと、悩みが悩みを呼び、入社後1年がたった頃、家の玄関で倒れてしまいました。鬱と診断され退職させていただきました。失敗でした。どん底でした。

兄は16歳から1人で上京して、仮面ライダーをしていたのかと思うと死にたくなりました。兄はかっこいいなと思いました。立派だなと思いました。

綺麗な理想を追いかける「あっちのけんと」とやるべきことよりやりたいことしか続かないと気づき始めている「こっちのけんと」が生まれた頃です。

YouTube で1人アカペラを始め、仕事はせず、今までやりたかったことを始めました。というよりそれしかできませんでした。

そして数年後、鬱になった過去の自分に向けて書いたお手紙のような曲「死ぬな!」がSNSで話題に上がらせていただき「こっちのけんと」として花が開きました。僕が兄より未熟で情けないからこそできた音楽でした。

多くの自覚志願者さんから感謝の連絡をいただき、自分の作品で少しでも人のためになれたなと思い、人生で一番嬉しかったです。また「はいよろこで」という楽曲でも僕のことを知ってくださる方が増え、中学生の頃に考えていたモノとは違った方向での「理想の弟」になれた気がして、しかもそれが自分のやりたいことだったなんて虫が良すぎるし、幸せ者すぎます。

あの曲たちを生み出すためには「菅田将暉の弟」として弱弱しく生きてきたことに意味があったんだなと思えてしまうほどでした。少ない文字数では語り切れませんが、僕にとって兄の存在は「宝」です。こんなにすごい兄ももっていて、腐らずにいるのは兄のおかげです。

「憧れの人が自分のことを認めてくれている」ことが「こっちのけんと」を作れた最大の理由だと考えています。本音としての結論は、「苦悩はたくさんあったが、変わらず理想的な兄でいてくれてありがとう」です。10年後くらいに兄弟3人でこんな話を深夜のラジオで笑いながら話せたらいいなと勝手に思っています。

こっちのけんと

このような背景のある、こっちのけんとさんの曲だからこそ、SOSを歌った曲も

本当に心に響いてくるのかとおもいました。

まとめ:『はいよろこんで』モールス信号はSOS。逆再生も聴くべし!

今回は、話題の『はいよろこんで』の考察部分を紹介しました。

でも曲自体がすごく良いので、考察とか抜きにしてもリピートしたくなってしまいます。

となりのけんとさん自身が、メンタルの病気をされているので、SOSを出す癖をつけるための曲ということですが

この癖は誰もがつけるべきことだと思いました!

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