2024年11月21日
徳島にあるコオロギ食のベンチャー企業が破産したというニュースが届きました。
そこにあるコメントでは、SNSによる風評被害?が原因とされています。
今回は、コオロギ食が流行らなかった理由を調べてみました!
コオロギ食のベンチャーが破産!
コオロギ食の会社の破産のニュースをまとめてみました!
コオロギ食のベンチャー・グラリスが自己破産
食用コオロギの生産、商品開発をしている徳島市のベンチャー企業「グリラス」が、
自己破産申請をしたことがわかりました。負債総額は約1億5千万円。
2019年に設立されてから、食用のコオロギを大量に育てて粉末などに加工し、食品メーカーに出荷していました。
業績悪化はSNSがきっかけなのか?
2022年11月に、国内で初めて学校給食でコオロギが使われました。
その際に、グラリスがコロッケにコオロギの粉末を提供。
交流サイト(SNS)で昆虫食に対する批判が集まり、同社への苦情が増加。
全国販売を計画していた案件の中止が相次ぎ、業績が悪化。
ニュースサイトを見ていると、SNSでの批判により、苦情が増加し業績が悪化とされていますが・・・
コオロギ給食の学校は「徳島県小松島西高校」
高校の学校給食で支給されたようです!
最近はあまり聞かなくなりましたが、当時はとにかく<SDGs>の時代でした。
そういった背景もありつつの事業だったように思えますね。
当時のSNSの反応を見てみると?
もちろん反対的な意見もあるのですが、好意的な意見も意外とありました。
ざっくり言うと、食べたい人は食べたらいいんじゃない?と言う感じに見えました。
学校給食でのコオロギ食反対の意見は大体が、
- 食べる生徒にアレルギーの説明はしたのか(説明していたとのポストも有)
- 生徒に食べる食べないを決めさせる前に、親に説明はしたのか?
- 妊婦に影響があると聞いたが?(中国の薬学百科全書「本草綱目」に妊婦は禁忌とある)
もちろん給食に言及せずに「そもそもコオロギ食を食べたくない」と言う意見もありました。
ですが、どちらかというと、
このように感じられました。
コオロギ食の給食を伝えた、ライブドアニュースへのリプライを見た感想になります。私の見落としで過激な発言もあったのかもしれません!
コオロギ食に関しては闇が深そうな雰囲気があります・・・。
【理由3選】コオロギ食が終了したのはSNSのせい?
コオロギ食はなぜ流行らなかったのでしょうか。理由を探ってみました。
コオロギ食終了理由①:なんでわざわざコオロギ食べるの?
コオロギ食終了理由②:急すぎる。まだ早かった。
コオロギ食終了理由③:コオロギの理由がわからない
一つずつ見ていきたいと思います。
コオロギ食終了理由①:なんでわざわざコオロギ食べるの?
そもそもコオロギ食を現状では選ばないですよね。と言う意見。
もっと食料が減ってきて、選択肢が限られてきてしまった。もしくは非常に安価で栄養価が高いなどの
条件が揃えば、食べる人も出てくるかと思いますが、
現状では、コオロギ食を選ぶ必要性がないんですよね。
コオロギ食終了理由②:急すぎる。まだ早かった。
マーケティングの問題を指摘しての声もありました。
昆虫食の文化のある地域などでは、そこまでの抵抗はなかったかと思いますが、
それがない地域では<昆虫食・・・!?>って抵抗してしまいますよね。
その為に粉末にしてあるのだとは思うのですが、元の姿を想像してしまうので、やっぱり抵抗がありますね・・・
コオロギ食終了理由③:コオロギの理由がわからない
イナゴの佃煮のように名前は知られている昆虫食がある中、「なぜコオロギ?」の部分がわからず、
ゴリ押された感じがすると言う意見もありました。
消費者の意識がそもそも昆虫食に嫌悪感があるところに、ゴリ押されても、流行りませんよね・・・
やはりSNSでの情報を見ていくと、コオロギ食はマーケティングの失敗な側面も感じられますね!
まとめ:【理由3選】コオロギ食終了は当然の流れ!SNSのせいって本当?
今回はコオロギ食にまつわる情報をまとめてみました。
SNSを見ていても、別に炎上などしているわけではなく、当然だろうと言う雰囲気。
食べたい人は食べたら良いし、失敗の原因は<早すぎた><需要と供給><マーケティング>など
分析したポストが多かったように思えました。
SNSでの風評被害ももちろんあったのかと思いますが、
コオロギ食が終了してく原因は、SNSだけが原因ではなさそうなように感じられました。
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