2024年8月。スペインの教会の修復で、天使像が別物に修理されるという事件が起きました。
以前もスペインでの絵画修復に失敗のニュースが話題となりましたが、今回は寺院内部。
そして天使像がまるでおっさんのような変わり果てた姿になっています。
今回は天使像にフォーカスして、修復前の元の天使と比べて見たいと思います。
スペイン教会の修復失敗で変わり果てた天使の姿
なかなかにヤベェ感じになっています。
これが教会内部の壁だと言われたら、かなり怖いですね。ある意味、雰囲気がありすぎるというか。
味はありますよね。全く良いとは思えませんが。
スペイン教会の天使のビフォーアフターはこちら
実は、全く同じ箇所の天使の修復前は見つからなかったんです。
ですが、修復前とされる画像は見つけたので、違いがよくわかると思います。
やっぱり別物に生まれ変わってしまってる感じがすごくしますね。
せめて色だけでも修復前に合わせたらと思いますが、肌も髪の色も別人種になっちゃってますね。
修復前に似せる気があるとは思えない仕上がりになっています。
修復というより別作品になってますね。。。
ついでに見たい。スペインの修復失敗のビフォーアフター4選
スペインでは美術品の修復をして、失敗した系のニュースが以前もありますよね。
毎回驚かされるのですが、久々にということで集めてきました。
①「この人を見よ」の修復失敗ビフォーアフター
②「木彫りの聖ジョージ像」の清掃失敗ビフォーアフター
③「無原罪の御宿り(複製画)」の修復失敗ビフォーアフター
④「銀行のファサード女性像」修復失敗ビフォーアフター
ではそれぞれ見ていきますね!
①「この人を見よ」の修復失敗ビフォーアフター
町の教会に飾られていたエリアス・ガルシア・マルティネスによる有名なフレスコ画「この人を見よ」。
これの修復をしたのがセシリア・ヒメネスさんです。
世界中に知れ渡るほどのインパクトある修復したおばあちゃんです。
このおばあちゃんも世界的に有名になってしまいました。
②「木彫りの聖ジョージ像」の清掃失敗ビフォーアフター
この木彫りの聖ジョージ像は修復ではなく、清掃だという点が驚きです。
美術教師に清掃をお願いしたところ、ピンクの顔と明るい色の鎧に変えてしまったらしいです。
スペインでは清掃の意味も違うのでしょうか。。。
③「無原罪の御宿り(複製画)」の修復失敗ビフォーアフター
バロック時代の画家バルトロメ・エステバン・ムリーリョの作品の複製画を所有していた、
スペインのコレクターが、家具修復業者にこの絵の修復を依頼。
修復の一度目が驚きの仕上がりだったために、やり直しをさせると、立体感すらなくなるという始末。
家具修理業者に頼むのもどうかと思うのですが
④「銀行のファサード女性像」修復失敗ビフォーアフター
スペイン北西部の都市パレンシアにある、銀行のファサードにある女性像で、
作者は調べても分かりませんでした。。。しかしこの像も修復失敗となります。
なんと素人の修復家に依頼したようです。素人に修復依頼したのもすごいですが、
仕上がりが別物すぎてびっくりしますね。。。
スペイン教会の修復失敗した天使を見たSNSの感想は?
本当に、スペインの修復ってこんなのばっかりだと思います。
この寺院も300年の歴史のある建築なので、この天使たちも相当な歴史的価値ある存在だったと思います。
ちょっと考えられない事態ですね。。。
まとめ:【比較】スペイン教会の修復前の天使像の顔は?失敗がヒドい
今回はスペインの教会の修復失敗を記事にしました。
天使の比較としましたが、天使周りの装飾も修復後の方が雑になっている感じもします。
今回は寺院の内観全体の問題となっているので、修復がどうなるのか。
ちょっと心配になりますね!
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